先天性股関節脱臼って何?どうやって見分けるの?

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赤ちゃんの足の動きが悪い時や、左右差がある場合には、先天性股関節脱臼である可能性があります。先天性股関節脱臼は早期に発見することで治療期間を少しでも少なくすることができます。今回は先天性股関節脱臼についてご紹介します。

◆先天性股関節脱臼とは?

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赤ちゃんの股関節は大腿骨の丸い部分である大腿骨頭とそれを覆っている骨盤部分の臼蓋からできています。大人の股関節は臼蓋に大腿骨頭がしっかりはまっているのですが、赤ちゃんは関節が柔らかいので大腿骨頭が非常に外れやすいです。

大腿骨頭が臼蓋から完全に外れていることを完全脱臼、完全には外れていないが外れそうになっていることを亜脱臼、大腿骨頭と臼蓋の位置関係は良好ですが、臼蓋の発達が不十分で大腿骨頭のはまりが悪い状態を臼蓋形成不全と呼びます。

◆先天性股関節脱臼になりやすい赤ちゃんは?

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どのような赤ちゃんが先天性股関節脱臼になりやすいのでしょうか。先天性股関節は男の子よりも女の子のほうが5倍から7倍なりやすいです。生まれる季節は冬で逆子の赤ちゃんに多く、家族に股関節の悪い人がいる場合にはなりやすいとされています。先天性股関節になりやすい足は右よりも左に多い傾向にあります。

・女の子の赤ちゃん

・冬に出生

・逆子

・家族歴に股関節が悪い人がいる

・左足に多い

◆原因は?

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家族歴に股関節の悪い人がいる場合や女の子であるという内因性因子にくわえて、外的な因子が加わって先天性股関節脱臼となります。外的因子としては、股関節を無理に伸ばしてしまうことや股関節の動きを妨げてしまうこと、また向き癖も先天性股関節の原因となります。

冬は厚着をする機会が多いので、股関節の動きが妨げられることが多いです。また、最近流行のスリングも股関節を伸ばした状態で保持してしまいやすく、先天性股関節の原因となりやすいので注意が必要です。

私の子の場合、右への向き癖が強い傾向にありました。向き癖が強いとATNRという原始反射によって向いている方向と反対の股関節が伸ばされてしまいます。股関節が伸びている状態が長時間保持されることで筋肉が硬くなり先天性股関節になりやすくなります。

◆予防法は?

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先天性股関節の予防としては、服やスリングで赤ちゃんの股関節の動きを妨げないことや、向き癖がある場合は反対側から親が呼びかけるようにして両方を向かせるようにすることがあげられます。おむつ替えの際には、足首を上に引っ張るのではなく、お尻を持ち上げるようにしましょう。

赤ちゃんと外出する際には、スリングではなく抱っこひもやベビーカーを利用することをおすすめします。

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◆どうやって判別するの?

先天性股関節脱臼は3ヶ月健診などで発見されることも多いですが、家でも気付くことがあります。気になる点があれば小児科医に相談してみましょう。

・開排制限がある(股関節が開きにくい、特に左右差がある場合)

・左右の脚の長さが異なる

・足の付け根やお尻のしわに左右差がある

・片足だけ動きが悪い

などが症状としてあげられます。これらの症状があっても脱臼していない場合もありますが、念のため病院で検査を行うことをおすすめします。

◆先天性股関節脱臼はどうやって治療するの?

新生児の頃は自然治癒する場合もあるので、経過観察も多いです。新生児の頃に先天性股関節脱臼なのではないかと感じた場合には、上記の予防法を実践しましょう。

乳児期であれば、リーメンビューゲルという装具で治療を行います。外来で装具を装着(基本的には24時間)します。一般的には3ヶ月ほど装着することが多いです。リーメンビューゲルは病院によって材質が異なります。

フェルトや布、革のリーメンビューゲルであれば入浴は行えず、清拭のみですが、ビニール製のリーメンビューゲルであれば装具のまま入浴が行えます。

リーメンビューゲルを1ヶ月装着しても改善が見られない場合や、高度な脱臼の場合は入院して牽引治療を行います。牽引治療を行った後は1ヶ月ギプス固定を行い、その後リーメンビューゲル等の装具を装着して2ヶ月外来治療を行います。しかし、この期間は早期発見治療した場合です。

1歳や2歳など月齢が大きくなるとギブスや装具での治療期間も増えていきます。最悪の場合手術適応になることも考えられますので早期発見・治療を行いましょう。

◆先天性股関節脱臼を早期に発見しよう

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先天性股関節脱臼は向き癖やおむつの方法、移動手段を変えるだけでも予防できる可能性がある疾患です。一度先天性股関節脱臼になれば、赤ちゃんを装具やギプスで固定しなければならない可能性もあります。

最終的な運動発達には影響はないとされていますが、なるべく何も拘束することなく自然に過ごさせてあげることが一番です。

治療せずにそのままにしておくと、大人になってから変形性股関節症などを発症し、手術しなければならない危険性も秘めていますので、早めに治療を行いましょう。

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